GHK M4のV3化の要点まとめ
GHK M4 V3は、M4ガスブロのメジャーアップデートです。ORGAは、そのV3化カスタムの受付を始めました。対象は、2023年モデルまでのGHK M4です。
- フィーディングランプ:V3からメーカー標準で新形状
- バルブノッカー:斜めに削られた形状に変更。ハンマースプリングは線径0.8mmから0.9mm
- ボルトキャリア:新型。後端は平面になり、リコイルバッファーに優しい設計
- リコイルウェイト:追加で226gから320gへ。バッファーは約20g軽量
- ORGAコンプリートV3:CO2マガジンで、1カートリッジ平均50-60発(セミのみ)
| 項目 | V2 | V3 |
|---|---|---|
| ボルトキャリア底面前方 | 切り欠きあり | 切り欠きなし。シリンダー容積が僅かに増加 |
| ボルトキャリア後端 | 斜めにカット | 平面 |
| ノッカー形状 | ハンマーが落ちた90度の位置で、ノッカーの面と当たる | 斜めに削られ、ハンマーが動きを阻害しない |
| ハンマースプリング線径 | 0.8mm | 0.9mm(やや硬め) |
| リコイルウェイト | 取り付け不可 | 後端に取り付け可能。226gから320gへ |
| リコイルバッファー | 基準 | V2より約20g軽量 |
| フィーディングランプ | ORGAが追加工 | メーカー標準で新形状 |
GHK M4 V3 ガスブロアップデートカスタムを開始!
2024年、待望の民間モデルでもあるDaniel Defense DDM4 PDWガスブロで搭載された新機構 GHK M4 V3 。これまでもマイナーアップデートを重ねてきたGHKですが、メジャーアップデートとなるV3では、更なるリコイルの強化と安定した動作へと進化しました。数多くのGHK M4の販売とカスタム実績を誇るORGA Airsoftとして、既にGHKをお持ちのユーザーへの提供を目指し、従来モデルのV3化の研究を重ねてきました。そして遂にV3カスタムメニューをご用意することができました。今回はV3の変更点をご紹介しつつV3カスタムメニューをご案内させて頂きます。
V3化の内部部品は、V2向けのアップグレードキットとしても販売されています。キットは、ボルトキャリア、ノッカー、バッファーの3組です。ただし、メーカーは、一式での換装を推奨しています。
GHK M4 V3 フィーディングランプの拡張

GHK M4をカスタムする上で気を付ける点として、フルオートの安定性があります。フルオートの動作はボルトキャリアが後退し、再び前進する際にノズルが次弾を給弾したタイミングでフルオートシアーが解放され発射するメカニズムです。この給弾と発射はボルトキャリアのストロークでは僅か10mmほどの間隔で行われますので、BB弾がスムーズにチャンバー内に給弾しない状態でシアーが切れてしまうと発射側のガスが漏れてしまい、弾ポロや数メートルしか飛ばない弾が混じるなどの不具合が発生します。
フルオートでは、給弾とシアーの解放が、ほぼ同時に起こります。そのため、給弾不良は、弾ポロの原因になります。一方、メーカーは、V3のノズルで給弾位置を最適化したと説明しています。
当店のGHKコンプリートカスタムではこれまでもバレルエクステンション(チャンバーベース)のフィーディングランプの追加工を行ってきましたが、V3からはメーカー標準で形状が新たになりました。
バレルエクステンションは、チャンバーベースとも呼ばれます。フィーディングランプは、BBをチャンバーへ導く傾斜部です。そのため、形状の違いが、給弾の安定に直結します。
GHK M4 V3 バルブノッカーの形状変更

GHK M4は他社のガスブロ製品のようなファイアリング(ノッカー)がブロックではなく、ハンマーと連動して前進しマガジンの放出バルブを叩く機構です。非常にシンプルな構造でありながらスチール製のノッカーは耐久性も高く、確実なインパクトが得られます。またVFC V2やWE、ガスブロハンドガンのようなバルブロック機構が無いにもGHKの特徴の一つです。また、ハンマースプリングにも変更点があり、従来モデルは線径0.8mm、V3では0.9mmとやや硬めに変更となりました。
ノッカーは、マガジンの放出バルブを叩く部品です。メーカーのキットでは、ノッカーとハンマースプリングが1組です。そのため、両方を同時に交換するのが基本です。
V2とV3のノッカー形状の違い
V2とV3のノッカー形状の比較です。V2ではハンマーが落ちた90度の位置でノッカーの面と当たりますが、V3ノッカーは斜めに削られておりハンマーがノッカーの動きを阻害することがなくなりました。キックバルブを叩く先端も若干高さが薄くなっている違いもあります。余談ではありますが、現行のM4のガスブロ製品の中でハンマーが落ちた位置が90度になるのはGHKだけとなりました。これは実銃のM4/AR-15と同じで、ロアーレシーバーの構造を眺めていてもメーカーのこだわりを感じる点です。
90度の位置とは、ハンマーが落ち切ったときの角度です。これは、実銃のM4/AR-15と同じ角度です。そのため、GHKは、ロアーの構造まで実銃に近いといえます。
GHK M4 V3 ボルトキャリアとノズル形状変更

GHK M4 V3の最も大きな変更点と言えるのが新型ボルトキャリアです。V2には底面前方に切り欠きがありましたがV3はそれがなくなったことでシリンダー容積が僅かに増加しています。これにより従来と比較しさらに強烈なリコイルが得られるようになりました。またボルトキャリアの後端がV2までは斜めにカットされたようなデザインでした。テイクダウンの際に引っかかりがなく作業のし易さはありましたが、CO2の強力なリコイルによって、リコイルバッファーが変形しバッファーチューブ内にリコイルバッファーが詰まってしまうなどの症例がありました。V3からはボルトキャリア後端が平面になったことで、リコイルバッファーにとって優しい設計となりました。
販売店の資料では、シリンダー容量が約20%増えたとされています。一方、ORGAは、増加を僅かと説明しています。そのため、表現は資料によって異なります。
後端の形状修正も、資料で共通して挙げられています。ただし、体感の差は、個体によって異なります。
V3化に伴うノズルの手加工とRA-TECH NPAS
また、ボルトキャリアに合わせノズルも形状変更となりました。当店のコンプリートカスタムでは、初速調整が自在で耐久性も高いRA-TECH NPASノズルを使用していますが、現状RA-TECHからV3対応のノズルが発売されていないため、1つ1つ手作業で加工を行い導入しています。
ノズルは、BBの給弾位置を決める部品です。そのため、V3化では、ボルトキャリアとの組み合わせが重要です。なお、ORGAの手加工は、1本ずつ行っています。
リコイルウェイトの調整

V3ではボルトキャリア後端にリコイルウェイトが取り付けられるようになりました。GHK M4は純正でスチールボルトキャリアが搭載されていますのでそれだけでも十分な重量がありますが、リコイルウェイトを足すことで226gから320gと94gも重量が増します。一方、V3に付属のリコイルバッファーはV2と比較し約20g軽量となりました。リコイルウェイトやバッファーはリコイルの強さを簡単に調整できますが、燃費や発射サイクルにも影響がでますので適宜ユーザー様の好みでご使用下さい。
リコイルウェイトは、ボルトキャリアに足す重りです。メーカーのキットにも、カウンターウェイトが含まれます。そのため、V3化では、重さでリコイルを調整する考え方が標準です。
バッファーは、ステンレス製に変わったと説明されています。また、内部には、重りのブロックが入ります。一方、ORGAは、V3付属品が約20g軽いと案内しています。
ORGA GHK M4コンプリート V3
V3の発売開始依頼、既に70本ほど納品させて頂いておりますORGA GHK M4コンプリート V3ですが、従来のモデルと比較し圧倒的な燃費の向上と作動の安定性について好評を頂いております。特筆すべきは燃費で、CO2マガジンでは1カートリッジで平均50-60発は安定して動作します(セミのみ)。初速もガスブロとしては±1-2m/sと驚異的な安定性を誇ります。これまでと同じくMagnusバレルとTNTチャンバーのコンビネーションは遠距離での圧倒的な集弾性を実感することができます。
V3化後の数値は、ORGAのコンプリートでの実績です。また、セミオートのみの測定です。そのため、フルオートでは、結果が異なる場合があります。
Magnusバレルは、内径6.23mmのバレルです。また、ORGAは、TNTチャンバーとの組み合わせを採用しています。そのため、集弾性は、このセットで引き出されます。
GHK M4 V3化 + コンプリートカスタムを開始しました!
既に当店GHKコンプリートカスタムをお持ちのユーザー様も、2023年モデルまでのGHK M4をお持ちのユーザー様にも最新のV3を楽しんでいただけるようV3コンプリートカスタムの受付を開始しました。カスタム内容は下記の通りです。
V3化の対象は、2023年までの純正品と既存コンプリートです。そのため、お持ちの仕様に合わせて、受付先が異なります。
・V3バレルエクステンション加工
・V3新型ノッカー交換
・V3ハンマースプリング交換
・V3ボルトキャリア
・RA-TECH NPASノズル V3対応
・TNT CNCチャンバー組み込み
・ORGA 6.23mm Magnusバレル for GHK
V3化の7項目は、V3の変更点に対応した内容です。ただし、状態によっては、追加の部品交換が必要な場合があります。
V3化を希望する既存ORGAコンプリートの方へ
従来モデルのORGA GHK コンプリートカスタムをお持ちのユーザー様は、既に導入させて頂いております各種パーツ代金は不要です。一部、RA-TECH NPASノズルやHOPパッキンは使用により劣化・変形が進んでいる場合がありますので、お預かり後検品させて頂いた上でご連絡差し上げます。
2023年までの純正GHK M4をお持ちで、V3+コンプリートフルカスタムのご注文はコチラから!
既に当店ORGA GHKコンプリートカスタムをお持ちで、V3化カスタムをご希望のお客様はこちらからお問合せ下さい!
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GHK M4 V3に関するよくある質問(Q&A)
Q. GHK M4 V3とは何ですか?
GHKがM4ガスブロに施したメジャーアップデートです。また、新型ボルトキャリアが最大の変更点です。特に、V3化の狙いは、リコイルの強化と動作の安定です。
Q. V2とV3の主な違いは何ですか?
主な違いは、ボルトキャリアとノッカーです。また、ハンマースプリングは、線径0.8mmから0.9mmになりました。さらに、ボルトキャリア後端が平面になりました。
Q. V2をV3化できますか?
V2向けのアップグレードキットが販売されています。ただし、メーカーは、一式での換装を推奨しています。また、2023年以降のレシーバーとの組み合わせが推奨されています。
Q. ORGAのV3化カスタムの内容を教えてください。
バレルエクステンション加工など、7項目です。また、NPASノズルは、V3対応に手加工しています。さらに、TNT CNCチャンバーも組み込みます。
Q. 既存のORGAコンプリートをV3化する場合、費用は?
導入済みのパーツ代金は、不要です。ただし、ノズルやHOPパッキンは、劣化していることがあります。そのため、お預かり後に検品して、ご連絡します。
Q. 燃費はどのくらいですか?
CO2マガジンで、1カートリッジ平均50-60発です。ただし、セミオートのみの数値です。また、環境によって、変わる場合があります。
Q. リコイルは調整できますか?
リコイルウェイトとバッファーで、調整できます。例えば、ウェイトを足すと、226gから320gになります。ただし、燃費や発射サイクルにも影響します。
Q. 初速の安定性はどの程度ですか?
ORGAは、コンプリートV3で±1-2m/sと案内しています。ただし、個体差や環境の影響はあります。そのため、ご使用前に、初速をご確認ください。
Q. V3化はどこから申し込めますか?
純正GHK M4をお持ちの方は、商品ページからご注文ください。一方、既存コンプリートをお持ちの方は、お問合せフォームです。また、新着情報は、Xでも発信しています。


